のぞみの園

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法人概要

理事長あいさつ

理事長 田中 正博

独立行政法人国立重度知的障害者総合施設のぞみの園は、平成15年10月1日、同日に廃止された特殊法人心身障害者福祉協会から、国立コロニーの利用者の方々、対応する職員、施設、設備、その他一切の権利を引き継ぎ、新たな目標の下で新たな業務を遂行する独立行政法人として設立されました。

のぞみの園では、障害のある人たちの自立を総合的に支援することを目的に現下の障害福祉行政の課題に即して、総合施設における対応をモデル的に提示して、実践、調査研究、人材の育成の3つを柱にして事業を一体的に展開しています。

総合的な支援としては、国立コロニー時代から施設入所支援を利用されている方々の地域移行事業に引き続き取り組んでいます。また現下の障害福祉行政の課題となっている加齢により機能低下となった高齢知的障害の利用者、障害ゆえに著しい行動を示される利用者、矯正施設を退所された知的・発達に障害があると思われる利用者、精神科病院の入院対応をせざるを得ない行動障害のある利用者、常時医療的なケアを必要とする利用者、それぞれの皆さまへの支援を通して対応の仕方をとりまとめモデル的に提示していきます。

地域支援としては、ライフサイクル毎のポイントとなる関わりに取り組みます。発達障害のあるお子さんの就学前、学齢期の充実した生活を支援する児童発達支援センター、放課後等デイサービスの事業を通して、切れ目のない一貫した支援によるモデルを提示します。また家族支援としてペアレント・メンターによる支援システムを活用し「互いに支え合うための活動」を展開します。

成人以降の社会参加の場としては、キノコの菌床栽培等による就労支援、創作・余暇活動等の生活介護を提供します。また日中サービス支援型グループホームも令和5年4月より開所し高齢化する施設入所利用者の地域移行を促進します。ターミナルケアにも着目し先駆的な事業に学びつつ実践を通して研究を深めていきます。

このように事業を多彩に展開することに加えて、障害福祉行政が直面する課題について、その実態把握と対応策の提案、支援プログラムの開発など調査研究事業を実施し、その成果を全国の関係施設・事業所に普及していきます。これまで培ってきた強度行動障害支援者養成研修に加えて、現場において適切な支援を実施し、組織の中で適切な指導助言を行う中核的人材と行動障害に関する専門的知見を持ち中核的人材に助言指導をおこなう広域的支援人材(仮称)を育成する実践につながる研修を開発し普及に努めて参ります。矯正施設退所者への支援の専門性向上をはかる中央研修も展開し、全国的な規模での養成研修事業に取り組んで参ります。

今後とも、障害のある方たちのニーズに幅広く、かつ、的確に対応するために、関係機関との連携協力を深めながら多様な事業に取り組み、福祉行政の推進に一層貢献できるように全力を傾注して参ります。

関係者の皆さまのご理解、ご協力、ご支援をよろしくお願いいたします。

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