ご挨拶

このたび、平成30年4月1日付で、国立のぞみの園診療所の診療部長を拝命しました、成田秀幸と申します。

国立のぞみの園診療所では、福祉･保健･教育などの関係機関と連携しながら、施設や地域で暮らす知的障害や発達障害をお持ちの方々の診療を行っております。

近年は、知的障害者の高齢化に伴い医療ニーズが急増しており、当診療所でも生活習慣病や悪性腫瘍の罹患、認知症の発症など医療的評価とその治療をさせていただいております。

また、学校生活や就労などで悩んでいる発達障害をお持ちの方々、激しい自傷・他害行動を繰り返す強度行動障害への対応、矯正施設を退所した知的障害・発達障害をお持ちの方々などへの診療も行っております。

診療所スタッフ一同、知的障害や発達障害などをお持ちの方とそのご家族が、ご本人らしく生き生きと歩んでいけますよう、医療現場より応援させていただければと思います。

〈専門分野〉

発達障害を中心とした児童思春期精神医療を専門としております。
　 子どものメンタルヘルスに関わる諸問題に対し、認知特性、心理的発達、ライフステージなどさまざまな側面からとらえ、お子さんやご家族と一緒に紐解いていくような診療を心がけております。お子さんとご家族、地域の関係者の方々との関わりの中で、お子さんの成長力・発達力・治癒力が最大限発揮できるよう診療を通じてお手伝いができればと願っております。